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鳥浜酒造株式会社 |
創業 |
大正9年3月 |
代表者 |
小堀安彦 |
業務内容 |
酒類製造および販売 |
所在地 |
〒919-1331 福井県三方上中郡若狭町鳥浜59-30 |
TEL/FAX |
TEL 0770-45-0021 / FAX 0770-45-3434 |
鳥浜酒造の生い立ちと取り組み
【大正9年、当時はその生計を漁業と農業に頼りきっていた時代に、米の需要開発、そして地元のお酒の創造を目的として、初代小堀彦五郎を中心に50名以上の株主たちの協力の元、鳥浜酒造は生まれました。
3代目の時代は、簡易上水道の敷設による生活環境の向上。と、地域住民の暮らしの中に根付いた取組を行ってまいりました。そして、現在、若狭町の特産品の福井梅の新たな需要を願い、梅の液化による新たな特産品の開発にも力を注いでおります。】
鳥浜酒造の所在地 |
若狭町
【鳥浜酒造は福井県はラムサール条約に指定された三方五湖のある若狭町に有ります。
若狭町は、梅、山、湖と自然に恵まれ、観光地として知れ渡っています。また日本海側で最大の梅の産地でもあり、大相撲最終日の献上品としても使われております。
ウナギも有名であり、町内には4軒のウナギ屋があります。
また、忘れてはならないのは鯉の刺身!冬場においでの際には是非お食べいただきたい。】
登録有形文化財の蔵元 |
【鳥浜酒造株式会社の施設群を建築的視点で所見を述べると以上のようになる。
この施設群は県内では数少なくなった近代の清酒醸造工場の建築群である。後の増築・改造はあるものの、工場から住宅までを含んだ建築当初の状況を比較的良くとどめている。また、移築建物と新築建物との寸法・構法などの建築的差異も歴然としており、建築の地域性を考える上でも興味深い。さらに、既存集落の外周部において、伝統的形態と近代の新しい形態の両者を合わせ持った姿は、景観にも大きく寄与している。】
調査担当者 高嶋 猛(福井大学大学院工学研究科建築建設工学専攻 講師)
(協力:福井大学学生)
上記は登録文化財候補調査書の結びであります。平成24年1月29日には記念式典が行われました。
その折、高嶋 猛 先生は、足掛け3年の調査において。国の登録有形文化財の指定を受けることに至った最大の理由は、「建築物の形態云々よりも、いかに若狭町の地元住民の心に根付いた蔵元で有った」と言うことでした。
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