何故甘口のお酒は少ないのか?


なぜ甘口のお酒は少ないのか

なぜ甘口のお酒が少ないのか

 最近は「淡麗辛口」っていう言葉、よく耳にしますよね。
  スッキリしていて、食事の邪魔をしない。そんなお酒が人気です。
でもね、「甘口のお酒」って、どう思いますか?

 「重たそう」「甘ったるい」「飽きるかも」…そんなイメージ、ありませんか?

 本当にそうでしょうか?
 実は、甘口にも“美味しさの奥深さ”があるんです。
 でも、それがあまり知られていないだけ。世の中に出てくる数が少ないから。


上善如水


辛口が目立つのには理由があります。

 「水のように滑らかで、すっと消えるお酒が美徳」だとされてきた背景。
すっきりと飲みやすく、料理の味を引き立てる。
そんなスタイルが、多くの人に好まれています。

 でも実は、この“辛口偏重”には歴史的な背景があります。
 昭和の中頃、それまでの濃醇で甘口の日本酒に対して、まるで水のように軽やかで透明感のある「吟醸酒」が登場しました。

 その代表格が、新潟の「越乃寒梅」。
 上質な酒米を磨き、低温でじっくり仕込むことで生まれる、雑味のないキレと香りの良さ。

 このお酒は「これが新しい日本酒のかたち」として、一躍人気に。
 やがて“吟醸酒の出現”は全国に衝撃を与え、各地の酒蔵は「もっとキレのある、洗練された味」を目指して技術を競い合うようになります。 


地域の独自性
 でも、私たちはあえて逆を歩んできました。
 福井県の若狭町という、小さな町のなかで。
  海の香りが届く盆地、三方五湖に囲まれたこの土地では、昔から濃い味付けの魚料理が日常でした。

 だから、お酒も自然と味わい深く、まろやかで、甘みのあるものが好まれたのです。
 淡麗辛口じゃ物足りない、そんな日々の食卓に寄り添ってきたのが、私たちの「キレのある甘口のお酒」でした。



 その中でも、ぜひ知ってほしいのが「鳥浜純米吟醸」。
 ほんのり甘くて、でもあと口はすっとキレがある??
 まるで優しさと芯の強さをあわせ持った、大人の女性みたいなお酒です。

 「甘口って、口の中にいつまでも残ってしまうんでしょう?」
  そんな声がありました。だから、私たちは工夫しました。
  何年もかけて麹と酵母を見直し、「キレのある甘口」にたどり着いたのです。

 飲んだ方からは、「甘いのに、くどくない、優しい味わい」
 そんな嬉しい声をたくさんいただいています。



 きっと、今までの日本酒のイメージが少し変わるはずです。
 甘口しか知らないのは損だなんて言いません。

 でも、もしまだ“優しい甘さのお酒”を知らないのなら??
 この一杯が、あなたの人生を少しだけ豊かにしてくれるかもしれません。

 今夜は、鳥浜の甘口純米吟醸で自分にそっと「おつかれさま」と言ってみませんか?

 きっと、心がふっとやわらかくなりますよ。

 

鳥浜酒造が目指すお酒

目指すお酒

酔う為だけに造っているのではありません

創業以来、甘口のお酒にこだわり造り続けて100年を超えました。

お酒は飲めば酔うもの。

でも酔う為だけに造り続けてきたわけではない。

心に安堵を与え、生きていて幸せを感じてもらえるように。

そして明日に向かった元気が出るように。

人々が幸せな生活が送れるように。

キレのある甘口のお酒を造り続けます。



加茂栄ブランド

加茂栄 それは希少価値の高いお酒です。

近くにある三方湖そこで獲れるコイ、フナ、モロコを食べる食文化があります。

海の魚と比べて臭みが多い。

それを抑えるために、砂糖醤油を多く使用し味付けを濃くしてあります。

そのような食事に合うのは加茂栄の甘くコイお酒でした。

また、夏でも燗をしてお飲みになる方が多いので、燗に適したお酒に造ってあります。

昔は甘口のお酒を造る蔵元もいましたが、淡麗辛口が主流になってからは全国的に減っていったようです。

今では、福井県で甘口のお酒を造る蔵元は弊社1件だけです。

おかげさまで、全国的にも希少価値の高いお酒を造る蔵元として認識されています。

甘口が好きな方にはお勧めです。

またお酒の通の方にも試してほしいお酒です。




鳥浜ブランド

鳥浜 世界に通用するお酒を

加茂栄のキレのある甘口の日本酒を、女性や若い世代の方を中心に多くの方に飲んでいただきたい。

世界中の人にもキレのある甘口を飲んで幸せな気分になってもらいたい。

その為に品質の高いお酒を目指して、地元福井県で育てられる酒米のみを使用します。

吟醸仕込みの技術でフルーティーな香りと、よりキレのある仕上がりにしてあります。

辛口だけが美味しいお酒ではなく、甘口のお酒の良さも分かってもらえれば、日本酒の良さがもっと海外に知っていただけるでしょう。


若狭自慢ブランド

若狭自慢 福井の食米で造る吟醸酒

酒米が確立される以前の大昔にも美味しいお酒はありました。

昔は、普通に食べている米でお酒を造っていたのです。

経験的に米を磨けば美味しいお酒が造れるのは知っていました。

山田錦を使って大吟醸クラスの半分まで磨くことはできなくても、60%精米のお米なら吟醸のようなお酒が造れます。

福井の美味しいお米で、美味しいお酒を造る若狭自慢。

鳥浜 加茂栄 若狭自慢

この三つのブランドでキレのある甘口をのお酒をお届けいたします。

私たちはこうしてお酒を造り続けています

福井の米

全量を地元福井県の米

 弊社で使用するお米は、全量を地元福井県は酒造好適米「五百万石」の産地である奥越でとれる米を酒米として使用しています。

 そして福井の「五百万石」は品質が高く県外の蔵元へも供給されています

 仕込むお酒に合わせて、品種と精米歩合を決めて仕込んでいます。


新たな酵母菌

キレのある甘口のお酒を造る酵母菌

 お酒の酒質を決める一番の要因は酵母菌と麹菌です。

 甘口のお酒、辛口のお酒、燗をするお酒等など、目的に合わせて菌の選定をします。

 酵母菌は国の研究機関、専門のメーカー、地方自治体の施設等多くのところから販売されています。もちろん酒造メーカーでは独自で酵母を作っている会社もあります。

 そんな多数ある菌の中から、「キレのある甘口」のお酒に適したものを選びなおして今日の鳥浜のお酒はあります。


毎日の分析

毎日の分析でお酒を改善する

 選んだ酵母菌、麹菌を使って
 仕込んだお酒を見極めるために
 毎日分析

 そこから欠点の修正のために原因を推測
 対策を講じて翌年仕込み
 そしてまた毎日の分析

 これを毎年繰り返す


お客様の声

好評価のお便りをいただいています

 地道な作業の繰り返しが、お客様の声としてかえってきます。

 貴方様の声もお聞かせください。

登録有形有形文化財の酒蔵で、100年を超えてお酒を造り続けています

会社概要
会社名 鳥浜酒造株式会社

法人番号 4210001010948
代表取締役 小堀安彦
住所 〒919-1331
福井県三方上中郡若狭町
鳥浜59-30
資本金 1,000万円
創業 1920年
従業員数 5名


社会的証明ー01

創業は大正9年

100年以上の歴史ある企業

 大正9年、当時はその生計を漁業と農業に頼りきっていた時代に、米の需要開発、そして地元のお酒の創造を目的として、初代小堀彦五郎を中心に50名以上の株主たちの協力の元、鳥浜酒造は生まれました。

 3代目の時代は、簡易上水道の敷設による生活環境の向上と、地域住民の暮らしの中に根付いた取組を行ってまいりました。


社会的証明ー02

登録有形有形文化財の蔵元

後世に残す施設群

「鳥浜酒造株式会社の施設群を建築的視点で所見を述べると次のようになる。

 この施設群は県内では数少なくなった近代の清酒醸造工場の建築群である。後の増築・改造はあるものの、工場から住宅までを含んだ建築当初の状況を比較的良くとどめている。

 また、移築建物と新築建物との寸法・構法などの建築的差異も歴然としており、建築の地域性を考える上でも興味深い。

 さらに、既存集落の外周部において、伝統的形態と近代の新しい形態の両者を合わせ持った姿は、景観にも大きく寄与している。」

調査担当者 高嶋 猛(福井大学大学院工学研究科建築建設工学専攻 講師)
(協力:福井大学学生)

指定を受けることになった最大の理由

  上記は登録文化財候補調査書の結びであります。平成24年1月29日には記念式典が行われました。

  その折、高嶋 猛 先生は、足掛け3年の調査において、国の登録有形文化財の指定を受けることに至った最大の理由は、

 

 「建築物の形態云々よりも、いかに若狭町の地元住民の心に根付いた蔵元であった」と言うことでした。


社会的証明ー03

造り手は元サラリーマン

1963年生まれ、お酒を造る会社に生まれたがプラモデルを造るのが好きだったのか東京のプラスティック成形会社に就職。

先代が急に亡くなったことから会社を継承。
お酒の造り方を知らないことを逆手に取り、既成概念にとらわれない酒造りに取り組んでいます。

 
弊社がお勧めの鳥浜純米吟醸720
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